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精03:精神保健福祉の原理
1. 問題 106 次の記述のうち,精神保健福祉の歴史的な発展や実践モデルに影響を与えた人物の説明として,適切なものを1 つ選びなさい。
問題 106 正答 1
1 適切。
ホワイト(White, M.)はオーストラリアの, エプストン(Epston, D.)はニュージーランドの精神療法家であり,「ナラティブ・アプローチ」を広めたことで知られている。ナラティブ・アプローチは,個人の経験や問題を物語の形でとらえる療法で,クライエントが自分の人生におけるストーリーを再構築し, 新たな視点や意味を見出すことを支援する。(『新・社会福祉士養成講座⑧相談援助の理論と方法Ⅱ(第3 版)』中央法規出版,2015年,p.178,M.ホワイト・D.エプストン,小森康永訳『物語としての家族(新訳版)』金剛出版,2017年,pp.20~25)
2 適切でない。
ジャーメイン(Germain, C. B.)やギッターマン(Gitterman, A.)は,ソーシャルワーク実践を生態学の理論と結びつけてエコロジカルな視点を取り入れ,生活モデルという考え方を提唱した。「エコロジカル・ソーシャルワーク」の視点で,1978 年に家族関係におけるダイヤグラム・アセスメントとしてエコマップを開発したのは, ハートマン(Hartman, A.)である。(『精神保健福祉相談援助の基盤(基礎・専門)』中央法規出版, p.260)
3 適切でない。
マイヤー(Meyer, C. H.),ピンカス(Pincus, A.)とミナハン(Minahan, A.)は,「ジェネラリスト・アプローチ」に基づき,ケースワーク, グループワーク,コミュニティ・オーガニゼーションといった方法論に縛られるのではなく,状況と環境という変数により形成される統合的視点に焦点をあてた。(B.デュボワ・K.K.マイリー,北島英治監訳,上田洋介訳『ソーシャルワーク――人々をエンパワメントする専門職』明石書店,2017 年,p.100)
4 適切でない。
1976年にソロモン(Solomon, B. B.) は,『ブラック・エンパワメント――抑圧された共同社会におけるソーシャルワーク』を著した。その中で,エンパワメントは,差別的な待遇によってクライエントが陥った「無力な状態」を改善するために, ソーシャルワーカーがクライエントとともに関与する過程であると定義されている。(『精神保健福祉相談援助の基盤(基礎・専門)』中央法規出版, p.111)
5 適切でない。
ジェネラリスト・アプローチは,1970 年代におけるソーシャルワークの統合化の一形態であるが,サリービー(Saleebey, D.)によって提唱されたものではない。サリービーは,1990年代に個人,家族,グループ,地域のもつ強さに注目したストレングス・パースペクティブを提唱した。ストレングス・パースペクティブは,後にジェネラリスト・アプローチから発展したジェネラリスト・ソーシャルワークの形成にも影響を与えている。(『新・社会福祉士養成講座⑥相談援助の基盤と専門職(第3 版)』中央法規出版,2015年,pp.86~91,pp.183~184)
問題 106 正答 1
1 適切。
ホワイト(White, M.)はオーストラリアの, エプストン(Epston, D.)はニュージーランドの精神療法家であり,「ナラティブ・アプローチ」を広めたことで知られている。ナラティブ・アプローチは,個人の経験や問題を物語の形でとらえる療法で,クライエントが自分の人生におけるストーリーを再構築し, 新たな視点や意味を見出すことを支援する。(『新・社会福祉士養成講座⑧相談援助の理論と方法Ⅱ(第3 版)』中央法規出版,2015年,p.178,M.ホワイト・D.エプストン,小森康永訳『物語としての家族(新訳版)』金剛出版,2017年,pp.20~25)
2 適切でない。
ジャーメイン(Germain, C. B.)やギッターマン(Gitterman, A.)は,ソーシャルワーク実践を生態学の理論と結びつけてエコロジカルな視点を取り入れ,生活モデルという考え方を提唱した。「エコロジカル・ソーシャルワーク」の視点で,1978 年に家族関係におけるダイヤグラム・アセスメントとしてエコマップを開発したのは, ハートマン(Hartman, A.)である。(『精神保健福祉相談援助の基盤(基礎・専門)』中央法規出版, p.260)
3 適切でない。
マイヤー(Meyer, C. H.),ピンカス(Pincus, A.)とミナハン(Minahan, A.)は,「ジェネラリスト・アプローチ」に基づき,ケースワーク, グループワーク,コミュニティ・オーガニゼーションといった方法論に縛られるのではなく,状況と環境という変数により形成される統合的視点に焦点をあてた。(B.デュボワ・K.K.マイリー,北島英治監訳,上田洋介訳『ソーシャルワーク――人々をエンパワメントする専門職』明石書店,2017 年,p.100)
4 適切でない。
1976年にソロモン(Solomon, B. B.) は,『ブラック・エンパワメント――抑圧された共同社会におけるソーシャルワーク』を著した。その中で,エンパワメントは,差別的な待遇によってクライエントが陥った「無力な状態」を改善するために, ソーシャルワーカーがクライエントとともに関与する過程であると定義されている。(『精神保健福祉相談援助の基盤(基礎・専門)』中央法規出版, p.111)
5 適切でない。
ジェネラリスト・アプローチは,1970 年代におけるソーシャルワークの統合化の一形態であるが,サリービー(Saleebey, D.)によって提唱されたものではない。サリービーは,1990年代に個人,家族,グループ,地域のもつ強さに注目したストレングス・パースペクティブを提唱した。ストレングス・パースペクティブは,後にジェネラリスト・アプローチから発展したジェネラリスト・ソーシャルワークの形成にも影響を与えている。(『新・社会福祉士養成講座⑥相談援助の基盤と専門職(第3 版)』中央法規出版,2015年,pp.86~91,pp.183~184)
問題 106 正答 1
1 適切。
ホワイト(White, M.)はオーストラリアの, エプストン(Epston, D.)はニュージーランドの精神療法家であり,「ナラティブ・アプローチ」を広めたことで知られている。ナラティブ・アプローチは,個人の経験や問題を物語の形でとらえる療法で,クライエントが自分の人生におけるストーリーを再構築し, 新たな視点や意味を見出すことを支援する。(『新・社会福祉士養成講座⑧相談援助の理論と方法Ⅱ(第3 版)』中央法規出版,2015年,p.178,M.ホワイト・D.エプストン,小森康永訳『物語としての家族(新訳版)』金剛出版,2017年,pp.20~25)
2 適切でない。
ジャーメイン(Germain, C. B.)やギッターマン(Gitterman, A.)は,ソーシャルワーク実践を生態学の理論と結びつけてエコロジカルな視点を取り入れ,生活モデルという考え方を提唱した。「エコロジカル・ソーシャルワーク」の視点で,1978 年に家族関係におけるダイヤグラム・アセスメントとしてエコマップを開発したのは, ハートマン(Hartman, A.)である。(『精神保健福祉相談援助の基盤(基礎・専門)』中央法規出版, p.260)
3 適切でない。
マイヤー(Meyer, C. H.),ピンカス(Pincus, A.)とミナハン(Minahan, A.)は,「ジェネラリスト・アプローチ」に基づき,ケースワーク, グループワーク,コミュニティ・オーガニゼーションといった方法論に縛られるのではなく,状況と環境という変数により形成される統合的視点に焦点をあてた。(B.デュボワ・K.K.マイリー,北島英治監訳,上田洋介訳『ソーシャルワーク――人々をエンパワメントする専門職』明石書店,2017 年,p.100)
4 適切でない。
1976年にソロモン(Solomon, B. B.) は,『ブラック・エンパワメント――抑圧された共同社会におけるソーシャルワーク』を著した。その中で,エンパワメントは,差別的な待遇によってクライエントが陥った「無力な状態」を改善するために, ソーシャルワーカーがクライエントとともに関与する過程であると定義されている。(『精神保健福祉相談援助の基盤(基礎・専門)』中央法規出版, p.111)
5 適切でない。
ジェネラリスト・アプローチは,1970 年代におけるソーシャルワークの統合化の一形態であるが,サリービー(Saleebey, D.)によって提唱されたものではない。サリービーは,1990年代に個人,家族,グループ,地域のもつ強さに注目したストレングス・パースペクティブを提唱した。ストレングス・パースペクティブは,後にジェネラリスト・アプローチから発展したジェネラリスト・ソーシャルワークの形成にも影響を与えている。(『新・社会福祉士養成講座⑥相談援助の基盤と専門職(第3 版)』中央法規出版,2015年,pp.86~91,pp.183~184)