問題 115 正答 2
1 誤り。
躁状態の代表的な症状は,感情面では爽快気分,思考面では観念奔逸,欲動面では行為心迫(行為切迫)である。このうち観念奔逸では,次から次へと思考が展開していき,したがって全体として適切な判断が困難となる。一方,選択肢にある滅裂思考は,統合失調症で認められる症状である。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.49,p.121,p.144)
2 正しい。
DSM-5(アメリカ精神医学会作成,『精神疾患の診断・統計マニュアル・第5版』)におけるうつ病(大うつ病性障害)の診断基準においては,ほとんどすべての活動における興味や喜びの著しい減退と,抑うつ気分のいずれか,または両者が必ず認められることを必須としている。すなわち,興味や喜びの著しい減退は,うつ病の診断の際にもっとも重視される症状の一つといってもよい。よって選択肢は正しい。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.140)
3 誤り。
統合失調症に特徴的な妄想は関係妄想,すなわち「動機なき自己関係づけ」であり,このほか被害妄想もしばしばみられる。一方,貧困妄想は,うつ病に親和性のある妄想である。特に高齢者や重症のうつ病では,貧困妄想,罪責(罪業)妄想,心気妄想といった微小妄想がみられることがある。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.121,p.138)
4 誤り。
感情失禁とは,他人の言動などの周囲の些細な刺激に対して,怒ったり,泣いたりするといった不適切な感情を表出してしまう反応である。器質性の精神障害で認められ,特に脳血管性の認知症で脳の損傷が大きい場合などにみられやすい。統合失調症の慢性期にみられやすい感情の障害の代表は,感情鈍麻である。これは陰性症状の一つであり,本来健康な人がもっていると思われる感情の深みに欠け,また身のまわりにも繊細な注意を払わなくなるといった症状である。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.49,p.122)
5 誤り。
振戦せん妄とは,アルコール依存症の離脱症状で,断酒後2,3日後に現れ,全身の強い振戦とせん妄を起こすという特徴をもつ。てんかん大発作後にみられるのは,発作後もうろう状態であり,振戦せん妄とは異なる。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.44,p.104)
問題 115 正答 2
1 誤り。
躁状態の代表的な症状は,感情面では爽快気分,思考面では観念奔逸,欲動面では行為心迫(行為切迫)である。このうち観念奔逸では,次から次へと思考が展開していき,したがって全体として適切な判断が困難となる。一方,選択肢にある滅裂思考は,統合失調症で認められる症状である。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.49,p.121,p.144)
2 正しい。
DSM-5(アメリカ精神医学会作成,『精神疾患の診断・統計マニュアル・第5版』)におけるうつ病(大うつ病性障害)の診断基準においては,ほとんどすべての活動における興味や喜びの著しい減退と,抑うつ気分のいずれか,または両者が必ず認められることを必須としている。すなわち,興味や喜びの著しい減退は,うつ病の診断の際にもっとも重視される症状の一つといってもよい。よって選択肢は正しい。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.140)
3 誤り。
統合失調症に特徴的な妄想は関係妄想,すなわち「動機なき自己関係づけ」であり,このほか被害妄想もしばしばみられる。一方,貧困妄想は,うつ病に親和性のある妄想である。特に高齢者や重症のうつ病では,貧困妄想,罪責(罪業)妄想,心気妄想といった微小妄想がみられることがある。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.121,p.138)
4 誤り。
感情失禁とは,他人の言動などの周囲の些細な刺激に対して,怒ったり,泣いたりするといった不適切な感情を表出してしまう反応である。器質性の精神障害で認められ,特に脳血管性の認知症で脳の損傷が大きい場合などにみられやすい。統合失調症の慢性期にみられやすい感情の障害の代表は,感情鈍麻である。これは陰性症状の一つであり,本来健康な人がもっていると思われる感情の深みに欠け,また身のまわりにも繊細な注意を払わなくなるといった症状である。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.49,p.122)
5 誤り。
振戦せん妄とは,アルコール依存症の離脱症状で,断酒後2,3日後に現れ,全身の強い振戦とせん妄を起こすという特徴をもつ。てんかん大発作後にみられるのは,発作後もうろう状態であり,振戦せん妄とは異なる。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.44,p.104)
問題 115 正答 2
1 誤り。
躁状態の代表的な症状は,感情面では爽快気分,思考面では観念奔逸,欲動面では行為心迫(行為切迫)である。このうち観念奔逸では,次から次へと思考が展開していき,したがって全体として適切な判断が困難となる。一方,選択肢にある滅裂思考は,統合失調症で認められる症状である。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.49,p.121,p.144)
2 正しい。
DSM-5(アメリカ精神医学会作成,『精神疾患の診断・統計マニュアル・第5版』)におけるうつ病(大うつ病性障害)の診断基準においては,ほとんどすべての活動における興味や喜びの著しい減退と,抑うつ気分のいずれか,または両者が必ず認められることを必須としている。すなわち,興味や喜びの著しい減退は,うつ病の診断の際にもっとも重視される症状の一つといってもよい。よって選択肢は正しい。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.140)
3 誤り。
統合失調症に特徴的な妄想は関係妄想,すなわち「動機なき自己関係づけ」であり,このほか被害妄想もしばしばみられる。一方,貧困妄想は,うつ病に親和性のある妄想である。特に高齢者や重症のうつ病では,貧困妄想,罪責(罪業)妄想,心気妄想といった微小妄想がみられることがある。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.121,p.138)
4 誤り。
感情失禁とは,他人の言動などの周囲の些細な刺激に対して,怒ったり,泣いたりするといった不適切な感情を表出してしまう反応である。器質性の精神障害で認められ,特に脳血管性の認知症で脳の損傷が大きい場合などにみられやすい。統合失調症の慢性期にみられやすい感情の障害の代表は,感情鈍麻である。これは陰性症状の一つであり,本来健康な人がもっていると思われる感情の深みに欠け,また身のまわりにも繊細な注意を払わなくなるといった症状である。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.49,p.122)
5 誤り。
振戦せん妄とは,アルコール依存症の離脱症状で,断酒後2,3日後に現れ,全身の強い振戦とせん妄を起こすという特徴をもつ。てんかん大発作後にみられるのは,発作後もうろう状態であり,振戦せん妄とは異なる。よって選択肢は誤りである。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.44,p.104)