問題 8 正答 2
1 適切でない。
呼吸,心拍,体温調節,摂食など生命の維持にかかわる神経が集中しているのは脳幹で,この脳幹を構成するのが延髄,橋,中脳,間脳(視床と視床下部)であり,脳の中でも脊髄につながる最も尾部にある。この部位の機能が停止すると死とみなされる。(精神保健福祉士・社会福祉士養成基礎セミナー編集委員会編『心理学――心理学理論と心理的支援』へるす出版,2008年(以下『心理学』へるす出版),p. 3 )
2 適切。
ヒトでは前頭葉の前3 分の2 ほどを占めるのが前頭前野で,前頭連合野とも呼ばれる。進化に伴い高等動物になるほど増大し,思考や計画,推論,社会性など高次な精神活動や行動を行うのに必要な部位である。(子安増生・丹野義彦・箱田裕司監『有斐閣 現代心理学辞典』有斐閣,2021年(以下『有斐閣 現代心理学辞典』有斐閣),p.462,『心理学』へるす出版,pp. 4 ~ 5 )
3 適切でない。
大脳の奥深い部分にあるのが大脳辺縁系で,海馬や扁桃体などからなり,記憶や情動,本能,嗅覚などに関与している。このうち海馬を損傷すると新しいことを記憶することができなくなり,アルツハイマー病ではこの部位の神経が脱落していることが知られている。(『新・精神保健福祉士養成講座①精神疾患とその治療(第2 版)』中央法規出版,2016年(以下,『精神疾患とその治療』中央法規出版), pp.20~21,『社会福祉学習双書』編集委員会『心理学――心理学理論と心理的支援(2010改訂版)』全国社会福祉協議会,2010年(以下『心理学――心理学理論と心理的支援』),p.154)
4 適切でない。
内臓の機能を司っているのは自律神経である。神経系は,中枢神経系と末梢神経系に大別できる。中枢神経系は,脳と脊髄からなる。一方,末梢神経系はそれ以外の体中に張り巡らされた神経の総称で,さらに自律神経と体性神経に分けられる。(加藤伸司・山口利勝編著『MINERVA社会福祉士養成テキストブック㉑心理学理論と心理的支援(第2 版)』ミネルヴァ書房,2014年(以下『心理学理論と心理的支援』ミネルヴァ書房),p.141)
5 適切でない。
脳には複数の言語機能の中枢があることが知られており,言語理解には側頭葉のウェルニッケ野,発話には前頭葉のブローカ野が深くかかわっている。ウェルニッケ野が損傷されると,言語の理解に困難を来すものの発話は流暢で,単語の言い間違いや錯語などが現れる。ブローカ野が損傷されると,言語表出が困難になり非流暢な発話になる。(『精神疾患とその治療』中央法規出版,2016年,pp.19~20)
問題 8 正答 2
1 適切でない。
呼吸,心拍,体温調節,摂食など生命の維持にかかわる神経が集中しているのは脳幹で,この脳幹を構成するのが延髄,橋,中脳,間脳(視床と視床下部)であり,脳の中でも脊髄につながる最も尾部にある。この部位の機能が停止すると死とみなされる。(精神保健福祉士・社会福祉士養成基礎セミナー編集委員会編『心理学――心理学理論と心理的支援』へるす出版,2008年(以下『心理学』へるす出版),p. 3 )
2 適切。
ヒトでは前頭葉の前3 分の2 ほどを占めるのが前頭前野で,前頭連合野とも呼ばれる。進化に伴い高等動物になるほど増大し,思考や計画,推論,社会性など高次な精神活動や行動を行うのに必要な部位である。(子安増生・丹野義彦・箱田裕司監『有斐閣 現代心理学辞典』有斐閣,2021年(以下『有斐閣 現代心理学辞典』有斐閣),p.462,『心理学』へるす出版,pp. 4 ~ 5 )
3 適切でない。
大脳の奥深い部分にあるのが大脳辺縁系で,海馬や扁桃体などからなり,記憶や情動,本能,嗅覚などに関与している。このうち海馬を損傷すると新しいことを記憶することができなくなり,アルツハイマー病ではこの部位の神経が脱落していることが知られている。(『新・精神保健福祉士養成講座①精神疾患とその治療(第2 版)』中央法規出版,2016年(以下,『精神疾患とその治療』中央法規出版), pp.20~21,『社会福祉学習双書』編集委員会『心理学――心理学理論と心理的支援(2010改訂版)』全国社会福祉協議会,2010年(以下『心理学――心理学理論と心理的支援』),p.154)
4 適切でない。
内臓の機能を司っているのは自律神経である。神経系は,中枢神経系と末梢神経系に大別できる。中枢神経系は,脳と脊髄からなる。一方,末梢神経系はそれ以外の体中に張り巡らされた神経の総称で,さらに自律神経と体性神経に分けられる。(加藤伸司・山口利勝編著『MINERVA社会福祉士養成テキストブック㉑心理学理論と心理的支援(第2 版)』ミネルヴァ書房,2014年(以下『心理学理論と心理的支援』ミネルヴァ書房),p.141)
5 適切でない。
脳には複数の言語機能の中枢があることが知られており,言語理解には側頭葉のウェルニッケ野,発話には前頭葉のブローカ野が深くかかわっている。ウェルニッケ野が損傷されると,言語の理解に困難を来すものの発話は流暢で,単語の言い間違いや錯語などが現れる。ブローカ野が損傷されると,言語表出が困難になり非流暢な発話になる。(『精神疾患とその治療』中央法規出版,2016年,pp.19~20)
問題 8 正答 2
1 適切でない。
呼吸,心拍,体温調節,摂食など生命の維持にかかわる神経が集中しているのは脳幹で,この脳幹を構成するのが延髄,橋,中脳,間脳(視床と視床下部)であり,脳の中でも脊髄につながる最も尾部にある。この部位の機能が停止すると死とみなされる。(精神保健福祉士・社会福祉士養成基礎セミナー編集委員会編『心理学――心理学理論と心理的支援』へるす出版,2008年(以下『心理学』へるす出版),p. 3 )
2 適切。
ヒトでは前頭葉の前3 分の2 ほどを占めるのが前頭前野で,前頭連合野とも呼ばれる。進化に伴い高等動物になるほど増大し,思考や計画,推論,社会性など高次な精神活動や行動を行うのに必要な部位である。(子安増生・丹野義彦・箱田裕司監『有斐閣 現代心理学辞典』有斐閣,2021年(以下『有斐閣 現代心理学辞典』有斐閣),p.462,『心理学』へるす出版,pp. 4 ~ 5 )
3 適切でない。
大脳の奥深い部分にあるのが大脳辺縁系で,海馬や扁桃体などからなり,記憶や情動,本能,嗅覚などに関与している。このうち海馬を損傷すると新しいことを記憶することができなくなり,アルツハイマー病ではこの部位の神経が脱落していることが知られている。(『新・精神保健福祉士養成講座①精神疾患とその治療(第2 版)』中央法規出版,2016年(以下,『精神疾患とその治療』中央法規出版), pp.20~21,『社会福祉学習双書』編集委員会『心理学――心理学理論と心理的支援(2010改訂版)』全国社会福祉協議会,2010年(以下『心理学――心理学理論と心理的支援』),p.154)
4 適切でない。
内臓の機能を司っているのは自律神経である。神経系は,中枢神経系と末梢神経系に大別できる。中枢神経系は,脳と脊髄からなる。一方,末梢神経系はそれ以外の体中に張り巡らされた神経の総称で,さらに自律神経と体性神経に分けられる。(加藤伸司・山口利勝編著『MINERVA社会福祉士養成テキストブック㉑心理学理論と心理的支援(第2 版)』ミネルヴァ書房,2014年(以下『心理学理論と心理的支援』ミネルヴァ書房),p.141)
5 適切でない。
脳には複数の言語機能の中枢があることが知られており,言語理解には側頭葉のウェルニッケ野,発話には前頭葉のブローカ野が深くかかわっている。ウェルニッケ野が損傷されると,言語の理解に困難を来すものの発話は流暢で,単語の言い間違いや錯語などが現れる。ブローカ野が損傷されると,言語表出が困難になり非流暢な発話になる。(『精神疾患とその治療』中央法規出版,2016年,pp.19~20)