問題 117 正答 4
1 誤り。
矢田部-ギルフォード検査は,質問紙法による性格検査の一つであり,120の質問項目から構成される。精神作業検査ではないため,選択肢は誤りである。一方,精神作業検査では,クレペリン(Kraepelin,E.)によって始められた作業テストを,日本の内田勇三郎が発展させた内田-クレペリン検査が代表的なものである。内田-クレペリン検査では作業量,誤答率,初頭努力,休憩効果などから作業能力や注意力などを評価する。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.69,『精神医学』へるす出版,pp.52~53)
2 誤り。
文章完成検査は投影法による性格検査の一つである。よって選択肢は誤りである。性格検査は,大きく質問紙法と投影法に大別される。投影法は図版や絵,未完成な文章などを用いて被験者に感じたままを表現させ,そこに人格の深層を投影させる検査である。設問にある文章完成検査では,「子どもの頃,私は…」といった出だしのみが記された文章を提示し,それに続く,あとの内容を被験者に創作してもらう手続きをとる。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.69,『精神医学』へるす出版,p.52)
3 誤り。
ミネソタ多面人格検査(MinnesotaMultiphasicPersonalityInventory:MMPI)は質問紙法による性格検査の一つである。よって選択肢は誤りである。ミネソタ多面人格検査は人格特性を多面的に捉えるための550の質問項目から構成され,結果を10の臨床尺度,4の妥当性尺度に分けてまとめる。精神疾患への親和性,性格や行動特性をみるのに有用な検査である。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.68,『精神医学』へるす出版,p.52)
4 正しい。
乳幼児の発達検査や知能検査には日常生活をともにする養育者へ質問する形式をとるものと,子どもに対して直接施行されるものとがある。津守式乳幼児精神発達診断検査は,前者に属する代表的な検査である。よって選択肢は正しい。ちなみに,後者には新版K式発達検査,鈴木・ビネー式知能検査,田中・ビネー式知能検査などが属する。また,養育者からの聴取と子どもの回答・反応を組み合わせて評価する遠城寺式乳幼児分析的発達検査もある。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.66,『精神医学』へるす出版,p.48,p.151)
5 誤り。
ウェクスラー式知能検査は,知能の詳細な評価に適しており,現在,その第4版(WAIS―Ⅳ)が使用されている。この検査では,認知能力を表す全検査IQのほか,言語理解指標,知覚推理指標,ワーキングメモリー指標,処理速度指標の4つの指標得点を算出することができる。一方でウェクスラー式知能検査は,一般に施行に時間を要し,スクリーニングテストには適さないため,誤りである。ちなみに,認知機能の低下の有無やその程度を判断するスクリーニングテストとしては,ミニメンタルテスト(Mini-mentalStateExamination:MMSE)や改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS―R)が代表的である。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,pp.66~67,『精神医学』へるす出版,p.48,p.50)
問題 117 正答 4
1 誤り。
矢田部-ギルフォード検査は,質問紙法による性格検査の一つであり,120の質問項目から構成される。精神作業検査ではないため,選択肢は誤りである。一方,精神作業検査では,クレペリン(Kraepelin,E.)によって始められた作業テストを,日本の内田勇三郎が発展させた内田-クレペリン検査が代表的なものである。内田-クレペリン検査では作業量,誤答率,初頭努力,休憩効果などから作業能力や注意力などを評価する。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.69,『精神医学』へるす出版,pp.52~53)
2 誤り。
文章完成検査は投影法による性格検査の一つである。よって選択肢は誤りである。性格検査は,大きく質問紙法と投影法に大別される。投影法は図版や絵,未完成な文章などを用いて被験者に感じたままを表現させ,そこに人格の深層を投影させる検査である。設問にある文章完成検査では,「子どもの頃,私は…」といった出だしのみが記された文章を提示し,それに続く,あとの内容を被験者に創作してもらう手続きをとる。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.69,『精神医学』へるす出版,p.52)
3 誤り。
ミネソタ多面人格検査(MinnesotaMultiphasicPersonalityInventory:MMPI)は質問紙法による性格検査の一つである。よって選択肢は誤りである。ミネソタ多面人格検査は人格特性を多面的に捉えるための550の質問項目から構成され,結果を10の臨床尺度,4の妥当性尺度に分けてまとめる。精神疾患への親和性,性格や行動特性をみるのに有用な検査である。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.68,『精神医学』へるす出版,p.52)
4 正しい。
乳幼児の発達検査や知能検査には日常生活をともにする養育者へ質問する形式をとるものと,子どもに対して直接施行されるものとがある。津守式乳幼児精神発達診断検査は,前者に属する代表的な検査である。よって選択肢は正しい。ちなみに,後者には新版K式発達検査,鈴木・ビネー式知能検査,田中・ビネー式知能検査などが属する。また,養育者からの聴取と子どもの回答・反応を組み合わせて評価する遠城寺式乳幼児分析的発達検査もある。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.66,『精神医学』へるす出版,p.48,p.151)
5 誤り。
ウェクスラー式知能検査は,知能の詳細な評価に適しており,現在,その第4版(WAIS―Ⅳ)が使用されている。この検査では,認知能力を表す全検査IQのほか,言語理解指標,知覚推理指標,ワーキングメモリー指標,処理速度指標の4つの指標得点を算出することができる。一方でウェクスラー式知能検査は,一般に施行に時間を要し,スクリーニングテストには適さないため,誤りである。ちなみに,認知機能の低下の有無やその程度を判断するスクリーニングテストとしては,ミニメンタルテスト(Mini-mentalStateExamination:MMSE)や改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS―R)が代表的である。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,pp.66~67,『精神医学』へるす出版,p.48,p.50)
問題 117 正答 4
1 誤り。
矢田部-ギルフォード検査は,質問紙法による性格検査の一つであり,120の質問項目から構成される。精神作業検査ではないため,選択肢は誤りである。一方,精神作業検査では,クレペリン(Kraepelin,E.)によって始められた作業テストを,日本の内田勇三郎が発展させた内田-クレペリン検査が代表的なものである。内田-クレペリン検査では作業量,誤答率,初頭努力,休憩効果などから作業能力や注意力などを評価する。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.69,『精神医学』へるす出版,pp.52~53)
2 誤り。
文章完成検査は投影法による性格検査の一つである。よって選択肢は誤りである。性格検査は,大きく質問紙法と投影法に大別される。投影法は図版や絵,未完成な文章などを用いて被験者に感じたままを表現させ,そこに人格の深層を投影させる検査である。設問にある文章完成検査では,「子どもの頃,私は…」といった出だしのみが記された文章を提示し,それに続く,あとの内容を被験者に創作してもらう手続きをとる。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.69,『精神医学』へるす出版,p.52)
3 誤り。
ミネソタ多面人格検査(MinnesotaMultiphasicPersonalityInventory:MMPI)は質問紙法による性格検査の一つである。よって選択肢は誤りである。ミネソタ多面人格検査は人格特性を多面的に捉えるための550の質問項目から構成され,結果を10の臨床尺度,4の妥当性尺度に分けてまとめる。精神疾患への親和性,性格や行動特性をみるのに有用な検査である。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.68,『精神医学』へるす出版,p.52)
4 正しい。
乳幼児の発達検査や知能検査には日常生活をともにする養育者へ質問する形式をとるものと,子どもに対して直接施行されるものとがある。津守式乳幼児精神発達診断検査は,前者に属する代表的な検査である。よって選択肢は正しい。ちなみに,後者には新版K式発達検査,鈴木・ビネー式知能検査,田中・ビネー式知能検査などが属する。また,養育者からの聴取と子どもの回答・反応を組み合わせて評価する遠城寺式乳幼児分析的発達検査もある。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,p.66,『精神医学』へるす出版,p.48,p.151)
5 誤り。
ウェクスラー式知能検査は,知能の詳細な評価に適しており,現在,その第4版(WAIS―Ⅳ)が使用されている。この検査では,認知能力を表す全検査IQのほか,言語理解指標,知覚推理指標,ワーキングメモリー指標,処理速度指標の4つの指標得点を算出することができる。一方でウェクスラー式知能検査は,一般に施行に時間を要し,スクリーニングテストには適さないため,誤りである。ちなみに,認知機能の低下の有無やその程度を判断するスクリーニングテストとしては,ミニメンタルテスト(Mini-mentalStateExamination:MMSE)や改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS―R)が代表的である。
(『精神疾患とその治療』中央法規出版,pp.66~67,『精神医学』へるす出版,p.48,p.50)