問題 93 正答 2
1 誤り。
選択肢は,ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)の考え方である。ノーマライゼーションが提唱された1950年代と比較し,現代では障害者だけでなく,外国人や貧困者,性的マイノリティなど,社会的格差により不利益を受ける人々は多様化している。そのため,「すべての人々を孤独や孤立,排除や摩擦から援護し,健康で文化的な生活の実現につなげるよう,社会の構成員として包み合う」という考え方が世界的潮流となっている。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,p.129,小池将文・内田富美江・森繁樹監「3 ノーマライゼーション」『介護職員初任者研修過程テキスト1 介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,2021年(以下「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画),p.75,ベンクト・ニィリエ,河東田博・橋本由紀子他訳編『ノーマライゼーションの原理――普遍化と社会変革を求めて(新訂版)』現代書館,2004年,p.149)
2 正しい。
ノーマライゼーションは当初,障害福祉分野の理念であったが,その後,教育や企業活動などにも広がり,地方自治体の取り組みにもなった。さいたま市(埼玉県)では,2011年(平成23年)にノーマライゼーション条例が制定され,地域生活を送る上での「人権」の課題と捉えられるようになっている。
(「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,pp.71~72,花村春樹訳著『「ノーマリゼーションの父」N・E・バンク―ミケルセン――その生涯と思想』ミネルヴァ書房,1994年,p.118)
3 誤り。
ノーマライゼーションはデンマークのバンク―ミケルセン(Bank-Mikkelsen, N.)が初めて提唱した理念である。知的障害者の親の会とともに,大規模施設における知的障害者の「隔離・収容・断種」という非人間的な処遇を改めるよう政府に要請する中で,この理念を編み出した。
(「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,p.68)
4 誤り。
認知症高齢者や障害のある人々は,自然災害だけではなく振り込め詐欺のような犯罪にも巻き込まれやすい。これらのリスクのみに着目すると,地域生活は実現せず,施設での管理された生活が理想となるのみである。地域生活にはリスクがあるものとして,社会資源を活用しながらマネージしていくことが,ノーマライゼーションに基づくソーシャルワークでは重要となる。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,p.130)
5 誤り。
ニィリエ(Nirje, B.)は1963年にバンク―ミケルセンの提唱したノーマライゼーションの考え方に出会い,その後,原理として発展させ,国連の「知的障害者の権利宣言」(1971年),「障害者の権利宣言(1975年)」等の基本理念にもたらした。日本においても1995年発表の「障害者プラン――ノーマライゼーション7か年戦略」にノーマライゼーションの理念が採用された。
(「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,pp.69~70)
問題 93 正答 2
1 誤り。
選択肢は,ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)の考え方である。ノーマライゼーションが提唱された1950年代と比較し,現代では障害者だけでなく,外国人や貧困者,性的マイノリティなど,社会的格差により不利益を受ける人々は多様化している。そのため,「すべての人々を孤独や孤立,排除や摩擦から援護し,健康で文化的な生活の実現につなげるよう,社会の構成員として包み合う」という考え方が世界的潮流となっている。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,p.129,小池将文・内田富美江・森繁樹監「3 ノーマライゼーション」『介護職員初任者研修過程テキスト1 介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,2021年(以下「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画),p.75,ベンクト・ニィリエ,河東田博・橋本由紀子他訳編『ノーマライゼーションの原理――普遍化と社会変革を求めて(新訂版)』現代書館,2004年,p.149)
2 正しい。
ノーマライゼーションは当初,障害福祉分野の理念であったが,その後,教育や企業活動などにも広がり,地方自治体の取り組みにもなった。さいたま市(埼玉県)では,2011年(平成23年)にノーマライゼーション条例が制定され,地域生活を送る上での「人権」の課題と捉えられるようになっている。
(「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,pp.71~72,花村春樹訳著『「ノーマリゼーションの父」N・E・バンク―ミケルセン――その生涯と思想』ミネルヴァ書房,1994年,p.118)
3 誤り。
ノーマライゼーションはデンマークのバンク―ミケルセン(Bank-Mikkelsen, N.)が初めて提唱した理念である。知的障害者の親の会とともに,大規模施設における知的障害者の「隔離・収容・断種」という非人間的な処遇を改めるよう政府に要請する中で,この理念を編み出した。
(「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,p.68)
4 誤り。
認知症高齢者や障害のある人々は,自然災害だけではなく振り込め詐欺のような犯罪にも巻き込まれやすい。これらのリスクのみに着目すると,地域生活は実現せず,施設での管理された生活が理想となるのみである。地域生活にはリスクがあるものとして,社会資源を活用しながらマネージしていくことが,ノーマライゼーションに基づくソーシャルワークでは重要となる。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,p.130)
5 誤り。
ニィリエ(Nirje, B.)は1963年にバンク―ミケルセンの提唱したノーマライゼーションの考え方に出会い,その後,原理として発展させ,国連の「知的障害者の権利宣言」(1971年),「障害者の権利宣言(1975年)」等の基本理念にもたらした。日本においても1995年発表の「障害者プラン――ノーマライゼーション7か年戦略」にノーマライゼーションの理念が採用された。
(「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,pp.69~70)
問題 93 正答 2
1 誤り。
選択肢は,ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)の考え方である。ノーマライゼーションが提唱された1950年代と比較し,現代では障害者だけでなく,外国人や貧困者,性的マイノリティなど,社会的格差により不利益を受ける人々は多様化している。そのため,「すべての人々を孤独や孤立,排除や摩擦から援護し,健康で文化的な生活の実現につなげるよう,社会の構成員として包み合う」という考え方が世界的潮流となっている。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,p.129,小池将文・内田富美江・森繁樹監「3 ノーマライゼーション」『介護職員初任者研修過程テキスト1 介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,2021年(以下「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画),p.75,ベンクト・ニィリエ,河東田博・橋本由紀子他訳編『ノーマライゼーションの原理――普遍化と社会変革を求めて(新訂版)』現代書館,2004年,p.149)
2 正しい。
ノーマライゼーションは当初,障害福祉分野の理念であったが,その後,教育や企業活動などにも広がり,地方自治体の取り組みにもなった。さいたま市(埼玉県)では,2011年(平成23年)にノーマライゼーション条例が制定され,地域生活を送る上での「人権」の課題と捉えられるようになっている。
(「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,pp.71~72,花村春樹訳著『「ノーマリゼーションの父」N・E・バンク―ミケルセン――その生涯と思想』ミネルヴァ書房,1994年,p.118)
3 誤り。
ノーマライゼーションはデンマークのバンク―ミケルセン(Bank-Mikkelsen, N.)が初めて提唱した理念である。知的障害者の親の会とともに,大規模施設における知的障害者の「隔離・収容・断種」という非人間的な処遇を改めるよう政府に要請する中で,この理念を編み出した。
(「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,p.68)
4 誤り。
認知症高齢者や障害のある人々は,自然災害だけではなく振り込め詐欺のような犯罪にも巻き込まれやすい。これらのリスクのみに着目すると,地域生活は実現せず,施設での管理された生活が理想となるのみである。地域生活にはリスクがあるものとして,社会資源を活用しながらマネージしていくことが,ノーマライゼーションに基づくソーシャルワークでは重要となる。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,p.130)
5 誤り。
ニィリエ(Nirje, B.)は1963年にバンク―ミケルセンの提唱したノーマライゼーションの考え方に出会い,その後,原理として発展させ,国連の「知的障害者の権利宣言」(1971年),「障害者の権利宣言(1975年)」等の基本理念にもたらした。日本においても1995年発表の「障害者プラン――ノーマライゼーション7か年戦略」にノーマライゼーションの理念が採用された。
(「3 ノーマライゼーション」『介護・福祉サービスの理解』日本医療企画,pp.69~70)