問題 78 正答 2
1 誤り。
フロイト(Freud,S.)の精神分析理論に基づいた診断主義学派ケースワークの台頭は1920~30年代だが,ソーシャルワークでストレングスへの着目が提唱されたのは1980年代後半である。また,ストレングスと関連深いエンパワメントも,1960年代以降の社会運動で目的とされ,1976年にソロモン(Solomon,B.B.)が黒人に対するソーシャルワークの目的と過程として概念化した。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,pp.70~80,『新・社会福祉士養成講座⑧相談援助の理論と方法Ⅱ(第3版)』中央法規出版,2015年(以下『相談援助の理論と方法Ⅱ』中央法規出版),p.140,日本社会福祉学会辞典編集委員会編『社会福祉辞典』2014年,p.218)
2 正しい。
ストレングス・パースペクティブ(ストレングス視点)とは,クライエントのもつ強さや能力,可能性といったストレングス(強み)に着目するものの見方であり,クライエント個人とクライエントを取り巻く環境がもつストレングスの両方に着目する。ラップ(Rapp,C.A)らは,個人のストレングスとして熱望,能力,自信を,環境のストレングスとして資源,社会関係,機会を整理した。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,p.127,p.183,C.A.ラップ・R.J.ゴスチャ,田中英樹監訳『ストレングスモデル――リカバリー志向の精神保健福祉サービス第3版』金剛出版,2014年(以下『ストレングスモデル』金剛出版),pp.45~66)
3 誤り。
個人がもつストレングスには熱望,能力,自信があり,このうち能力に関しては,身体機能的側面での身体的能力(ADL等)が含まれる。また,熱望には欲望・目的・野心・希望・夢が,自信には自分に対する信頼や自己の効力感といった精神心理的側面が多く含まれている。
(『ストレングスモデル』金剛出版,pp.45~66,白澤政和『ケアマネジメントの本質――生活支援のあり方と実践方法』中央法規出版,2018年(以下『ケアマネジメントの本質』中央法規出版),p.293,『相談援助の理論と方法Ⅱ』中央法規出版,p.109)
4 誤り。
ストレングスモデルでは,現在だけでなく過去や将来におけるストレングスについても焦点を当てる。ストレングスアセスメントでは,過去・現在・未来の時間的な配列からクライエントの生活におけるストレングスを明確化していく。
(『ストレングスモデル』金剛出版,pp.137~138)
5 誤り。
ストレングスモデルでは,クライエントの疾患や問題,弱点といったウィークネスではなくストレングスに焦点を当てることを提起しつつも,クライエントのもつ問題や障害などのウィークネスの存在を否定していない。援助者がクライエントを「ウィークネスをもちつつも,ストレングスをもった個人」という価値観でとらえることで,対等な関係が築かれる。
(『ストレングスモデル』金剛出版,pp.70~71,p.129,『ケアマネジメントの本質』中央法規出版,p.294)
問題 78 正答 2
1 誤り。
フロイト(Freud,S.)の精神分析理論に基づいた診断主義学派ケースワークの台頭は1920~30年代だが,ソーシャルワークでストレングスへの着目が提唱されたのは1980年代後半である。また,ストレングスと関連深いエンパワメントも,1960年代以降の社会運動で目的とされ,1976年にソロモン(Solomon,B.B.)が黒人に対するソーシャルワークの目的と過程として概念化した。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,pp.70~80,『新・社会福祉士養成講座⑧相談援助の理論と方法Ⅱ(第3版)』中央法規出版,2015年(以下『相談援助の理論と方法Ⅱ』中央法規出版),p.140,日本社会福祉学会辞典編集委員会編『社会福祉辞典』2014年,p.218)
2 正しい。
ストレングス・パースペクティブ(ストレングス視点)とは,クライエントのもつ強さや能力,可能性といったストレングス(強み)に着目するものの見方であり,クライエント個人とクライエントを取り巻く環境がもつストレングスの両方に着目する。ラップ(Rapp,C.A)らは,個人のストレングスとして熱望,能力,自信を,環境のストレングスとして資源,社会関係,機会を整理した。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,p.127,p.183,C.A.ラップ・R.J.ゴスチャ,田中英樹監訳『ストレングスモデル――リカバリー志向の精神保健福祉サービス第3版』金剛出版,2014年(以下『ストレングスモデル』金剛出版),pp.45~66)
3 誤り。
個人がもつストレングスには熱望,能力,自信があり,このうち能力に関しては,身体機能的側面での身体的能力(ADL等)が含まれる。また,熱望には欲望・目的・野心・希望・夢が,自信には自分に対する信頼や自己の効力感といった精神心理的側面が多く含まれている。
(『ストレングスモデル』金剛出版,pp.45~66,白澤政和『ケアマネジメントの本質――生活支援のあり方と実践方法』中央法規出版,2018年(以下『ケアマネジメントの本質』中央法規出版),p.293,『相談援助の理論と方法Ⅱ』中央法規出版,p.109)
4 誤り。
ストレングスモデルでは,現在だけでなく過去や将来におけるストレングスについても焦点を当てる。ストレングスアセスメントでは,過去・現在・未来の時間的な配列からクライエントの生活におけるストレングスを明確化していく。
(『ストレングスモデル』金剛出版,pp.137~138)
5 誤り。
ストレングスモデルでは,クライエントの疾患や問題,弱点といったウィークネスではなくストレングスに焦点を当てることを提起しつつも,クライエントのもつ問題や障害などのウィークネスの存在を否定していない。援助者がクライエントを「ウィークネスをもちつつも,ストレングスをもった個人」という価値観でとらえることで,対等な関係が築かれる。
(『ストレングスモデル』金剛出版,pp.70~71,p.129,『ケアマネジメントの本質』中央法規出版,p.294)
問題 78 正答 2
1 誤り。
フロイト(Freud,S.)の精神分析理論に基づいた診断主義学派ケースワークの台頭は1920~30年代だが,ソーシャルワークでストレングスへの着目が提唱されたのは1980年代後半である。また,ストレングスと関連深いエンパワメントも,1960年代以降の社会運動で目的とされ,1976年にソロモン(Solomon,B.B.)が黒人に対するソーシャルワークの目的と過程として概念化した。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,pp.70~80,『新・社会福祉士養成講座⑧相談援助の理論と方法Ⅱ(第3版)』中央法規出版,2015年(以下『相談援助の理論と方法Ⅱ』中央法規出版),p.140,日本社会福祉学会辞典編集委員会編『社会福祉辞典』2014年,p.218)
2 正しい。
ストレングス・パースペクティブ(ストレングス視点)とは,クライエントのもつ強さや能力,可能性といったストレングス(強み)に着目するものの見方であり,クライエント個人とクライエントを取り巻く環境がもつストレングスの両方に着目する。ラップ(Rapp,C.A)らは,個人のストレングスとして熱望,能力,自信を,環境のストレングスとして資源,社会関係,機会を整理した。
(『相談援助の基盤と専門職』中央法規出版,p.127,p.183,C.A.ラップ・R.J.ゴスチャ,田中英樹監訳『ストレングスモデル――リカバリー志向の精神保健福祉サービス第3版』金剛出版,2014年(以下『ストレングスモデル』金剛出版),pp.45~66)
3 誤り。
個人がもつストレングスには熱望,能力,自信があり,このうち能力に関しては,身体機能的側面での身体的能力(ADL等)が含まれる。また,熱望には欲望・目的・野心・希望・夢が,自信には自分に対する信頼や自己の効力感といった精神心理的側面が多く含まれている。
(『ストレングスモデル』金剛出版,pp.45~66,白澤政和『ケアマネジメントの本質――生活支援のあり方と実践方法』中央法規出版,2018年(以下『ケアマネジメントの本質』中央法規出版),p.293,『相談援助の理論と方法Ⅱ』中央法規出版,p.109)
4 誤り。
ストレングスモデルでは,現在だけでなく過去や将来におけるストレングスについても焦点を当てる。ストレングスアセスメントでは,過去・現在・未来の時間的な配列からクライエントの生活におけるストレングスを明確化していく。
(『ストレングスモデル』金剛出版,pp.137~138)
5 誤り。
ストレングスモデルでは,クライエントの疾患や問題,弱点といったウィークネスではなくストレングスに焦点を当てることを提起しつつも,クライエントのもつ問題や障害などのウィークネスの存在を否定していない。援助者がクライエントを「ウィークネスをもちつつも,ストレングスをもった個人」という価値観でとらえることで,対等な関係が築かれる。
(『ストレングスモデル』金剛出版,pp.70~71,p.129,『ケアマネジメントの本質』中央法規出版,p.294)